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博多水炊きの伝統感と新しさを伝えるユニフォーム

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博多の代表的な郷土料理といえば、色々ありますが今回は『水炊き』のエピソードです。
2012年創業、博多に本店を構える『博多水炊き とり田』様
お店の雰囲気、ブランドイメージに合わせてオーナー様やスタッフ様と一緒に作り上げ新しいユニフォームを
2018年10月より各店一斉にご着用いただいており、
その制作の過程と、ユニフォームの全貌をご紹介させていただきます。

text_Toya Yuko

photo_Toya Yuko


とり田博多本店は、中洲川端、博多座の裏手に店を構える

博多座、中洲、ホテルオークラがほど近く観光客にぴったりの立地

博多の代表的な郷土料理、水炊き。家庭の味でもありながら、観光やちょっとした特別な日にお店でいただくのも贅沢ですよね。博多にはたくさんの水炊き屋さんがありますが、今回お仕事をさせていただいたのは、博多と薬院にお店を構える『博多水炊き とり田』様。博多の人なら、とり田のあのマーク、一度は見たことありますよね。創業は2012年ですが、博多の水炊き屋の代名詞になりつつあるお店です。

「伝統感は残しつつ、とり田らしい新しい博多らしさをユニフォームで表現したい」

社長様に何度も弊社に足を運んでいただき、打ち合わせを重ねました。

ユニフォームのリニューアルのご相談をいただいたのは、初夏の頃。まずは店舗でご着用の様子をヒアリングし、スタイリングやデザインのご提案、打ち合わせ、修正…。これまでは博多本店、薬院店で違うスタイルのユニフォームでしたが、リニューアルを期に統一へ。社長様へのヒアリングを重ねるうちに、「水炊きの伝統的、郷土料理的なイメージは残しつつ、とり田らしい新しいスタイルで博多らしさを表現したい」というお店づくりへの想いを引き出すことが出来ました。

そうして出来上がったユニフォームがこちら

男性、女性ともに、全身リニューアルです!

今回出来上がったユニフォームを、博多本店様にご協力いただいて、細部まで撮影をさせていただきました。まずは男性、女性それぞれの全身スタイルからどうぞ。「男性は白衣に前掛けのクラシカルなスタイル。色合いは白と実はデニム地の前掛けで、シックだけれど丈や長さなど、動きやすさにも注意してまとめました。女性は珍しいエプロンドレスにシャツのスタイル。ベージュの柔らかな雰囲気と、エプロンのシルエットがこちらもクラシカルな中に家庭的な女性らしさが見えるよう、男女それぞれスタイルをご提案させていただきました。

職人らしさを感じる、男性スタッフのユニフォーム

開襟の白衣と前掛けで、職人らしさを感じるユニフォームに
細かな加工に、とり田らしいエピソードを込めました!

せっかくなので、男女のスタイルをもう少し詳しくご紹介。まず男性は厨房でのお仕事を中心に、水炊き作りを支える職人らしい雰囲気を感じるようなコーディネートにしました。シンプルですが潔く、火の近くでも可能な限り乾きの早い素材を使ったり、小上がりや階段の上り下りも楽な、膝上丈の前掛けを採用。デザインにも機能性にもこだわりました。後加工で『ワッペン』や『シルクプリント』を使って、大胆にアクセントをつけ、随所にオリジナルのとり田グラフィックを散りばめています。

とり田版ごりょんさん!?家庭的な印象の女性用ユニフォーム

水炊きを取り分けてくれるときに良さが光るユニフォームに
男性と同じ加工も、場所や色を変えると雰囲気もがらりと変化。

女性のユニフォームのポイントは、やっぱりこのエプロンドレス。きちんとしたレストラン、というようなお店ではなかなか見かけない家庭的な雰囲気のレトロなエプロンですが、『ごりょんさん』が甲斐甲斐しく食事や家事のお世話をしてくれるのが、元来の博多スタイル。そこを着物といった解釈ではなく、今の時代に合わせた機能性や、デザインとしての新しさも入れた、『とり田版のごりょんさんスタイル』とでも言いましょうか、肩肘張ったレストラン的な雰囲気ではなく、水炊きを食べる傍らに優しく寄り添うような、そんなユニフォームに仕上がりました。

加工の目玉はこの『博多織風オリジナルネーム』

ワッペンの下に縫い込まれたこの小さなネームがミソ!!

ユニフォームのスタイルやワッペンなどの加工も、かなりとり田らしさ、を詰め込んでいるのですが、忘れてはならないのがご要望だった『新しい博多らしさ』。ジャスティープラントも福岡・博多に事務所を構えるデザイン事務所として、地元のとり田様に合うような博多らしさとはなにか、みんなで考えました。そんな折、今年777年という節目の年を迎えられた、博多の伝統工芸『博多織』のお話を耳にし、実際に資料館へ足を運び、博多織のお話を聞かせていただきました。

博多織の資料館で伝統工芸もリサーチ

そこで感じたイメージを、ユニフォームとしての機能性やクリーニング性を考え、とり田のオリジナルデザインで博多織の柄をモチーフにしたネームを作って小さなアクセントにしてはどうか、というご提案をさせていただき、この胸元のアクセントの実現に至りました。博多の観光地にほど近い立地ということで、新しいユニフォームを導入したその日にお客様から『その博多織のネームいいですね』とお声をいただいたそうで、お店とお客さんの間でそうした博多らしいコミュニケーションが生まれてくれるのが何より嬉しいですね。

店内でユニフォームが光ります

だいぶレポートが長くなっておりますので、あとは店内でのご着用の様子をお写真を中心にご紹介しますね。

博多本店入ってすぐのレセプション。シンプルな空間にユニフォームがアクセントになります。
ホールもキッチンもみんな同じスタイルで。統一感、チーム感もUPです。
後ろ姿まで『らしさ』を忘れずに、動作の中にも映えます。
男性、女性全く違うコーディネートですが、店内での一体感があります。
空間へのマッチングも欠かせないポイント。
博多本店といえば、1階の『山笠てのごい』ディスプレイ!の前でパチリ

お店に込めた想いを表現するのは、働くスタッフさんたち

お店の軒先でこの日のスタッフさんたちを記念撮影。この一体感がお店づくりには欠かせませんね。

社長様からのご相談からはじまったこのユニフォームリニューアルプロジェクトですが、最終的にそれを着てお店に立ってお客様と接するのは、現場のスタッフさんたちのお仕事。お客様との会話であったり、接客時に与える印象であったりを、ユニフォームに込めた想いをスタッフさんたちが感じ、表現してくれることが、ユニフォームがお店づくりに与える影響なのではと感じます。単純に、『これを着て働きたい』と思ってくれたり、『とり田っぽい!』と思ってくれたり、『お客様と会話がはずんだ』ということもあると思います。そんなひとつひとつのコミュニケーションのきっかけになれればと思います。とり田様、社長様、スタッフの皆様、ありがとうございました!

博多水炊き とり田

博多本店

住所 〒812-0027  福岡市博多区下川端町10-5博多麹屋番ビル1F
電話番号 092-272-0920
営業時間 11:30~23:00(LO 21:30)
定休日 なし
WEBサイト https://toriden.com
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